Imperial Spherificator(インペリアル・スフェリフィケーター)は、人工キャビアや人工イクラを手軽に作ることが出来るグッズです。
人工キャビアの中に入れる食材は、ミントやコーヒーリキュールなど、好きなものを入れることが出来ます。あまりに酸っぱいものは使えないという制限はありますが、自由度はかなり高いです。
使い方
開発者はカナダ人です。人工キャビアを製造する仕事をしていますが、お客から「自分でも作りたい」という要望がありました。
そこで作ったのがSpherificator(スフィリフィケーター)。sphere(球体)にする道具という意味です。
できあがったものがこちら。デザートや前菜などに使えます。半透明で、見た目がきれいですね。左はコーヒーリキュール、右はミントを使った人工キャビアです。
作り方
面白い点は、好きな食材で人工キャビア/人工イクラを作ることができる点です。ここではタマネギを使います。
切ったタマネギにワインビネガーと混ぜます。
アルギン酸塩を加え、ミキサーですりつぶします。
気泡が入るのを防ぐために、しばらく置いて泡が消えるのを待ちます。ここでは既に準備済みのものを使います。
水を張ったボウルに、塩化カルシウムを入れます。
スフィリフィケーターに食材を入れます。
あとはスイッチをオンにして、ボウルの中に注いでいきます。スフィリフィケーターから出た食材が、ボウルの中で球状に固まります。
あとは出来たものを濾し、水につけて洗えばできあがりです。
牡蠣のお皿に入れて完成。皿が華やかになりました。
さらにタバスコソースで作った人工キャビアを乗せて、味付けに使うこともできます。味を変えられるというのが面白いですね。
球の大きさは、ノズル先端を差し替えると調節できます。
レシピ
使い道はいろいろあります。例えばお酒に入れて楽しむことができます。人工キャビアの中にもお酒を入れられるので、一種のカクテルにできますね。
前菜の付け合わせにしたり。
もちろんメインディッシュにも。
デザートのケーキを鮮やかに彩ることもできます。うーんきれいです。
仕様
使える食材は、ソースなどいろいろなものが使えます。ただし酸性(すっぱい)ものは使えない場合もあります。人工キャビアの殻の部分が溶けてしまうからです。コーラなどの酸味があるものも該当します。この場合は薄めてあげれば使用可能になります。
手順でわかるとおり、この装置自体は大したことをしていないです。やろうと思えばスポイトを使ってできますし、実際開発者は手動作成キットもrewardsとして提供しています。ただ装置を使えば量産するのには楽です。一個一個スポイトや注射器でやっていたら疲れます。
またこれを使うには、アルギン酸塩と塩化カルシウムが必要です。100g付属していますが、使い切った場合は補充が必要です。食用の塩化カルシウムは手に入れるのが面倒かもしれません。
まとめ
お値段は$150 CAD+送料$40で、$190 CAD(約18,200円)です。アルギン酸塩と塩化カルシウムがそれぞれ100g付属しています。
2015/8/22まで注文受付中です。
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