イタリア発、IH炊飯器ならぬIHコーヒーメーカーがKickstarterに登場 La Fenice(ラ・フェニーチェ)

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La Fenice(ラ・フェニーチェ)は、IHを使用したコーヒーメーカーです。IH(インダクション・ヒーティング)とは電気炊飯器やIH調理器で加熱に使われている方式です。La Fenice(ラ・フェニーチェ)は、これをコーヒーメーカーに応用したものです。
起案者はイタリアのミラン在住です。La Feniceというのはザ・フェニックスという意味のイタリア語です。
既存のコーヒーメーカーに対するメリットは次の通りです。
節電
一番おいしい温度に調整する
デザインがよい
作れるコーヒーは、エスプレッソとアメリカンレギュラーコーヒーです。ミルはついていません。

節電

コーヒーメーカーはある程度まとまったお湯を沸かし、そのあとも冷めないように電気を使って暖めておくものが多いです。暖めている間は継続して電力を使います。
一方でLa Fenice(ラ・フェニーチェ)は、コーヒーを煎れる時に少量のお湯を瞬間的に沸かします。そのため普段はヒーターが止まっており、電力を使わず、節電になります。

温度調整

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コーヒーメーカーはお湯を貯めるタンク表面の温度を測っているものが多いです。しかしLa Fenice(ラ・フェニーチェ)は、お湯の温度を直接測っており、コーヒーが一番美味しい温度で作ることができます。
上の図では、お湯の通る細いパイプの部分で測っています。何でこんなことをしているというと、お湯の外側と内側では温度が違うからです。
ヒーターは普通タンクの外側についています。これだと外側は熱くなるが、内側はわずかに冷たいです。これを回避するために、La Fenice(ラ・フェニーチェ)では細い管で水を暖めて温度を測っています。これによりコーヒーに最適な温度により近づけているというわけです。

デザインがいい

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インテリアとしても使えるような、しゃれたデザインも特長です。てっぺんに着いている鳥の飾りは何の機能もありませんし、その分コストも上がっているはずです。それでも譲れないということなのでしょう。デザインと食にこだわるイタリア人ならではの製品と言えるかもしれません。

まとめ

ラ・フェニーチェは、炊飯器でつかわれているIHをコーヒーメーカーに使うことで、節電などを実現しました。ぶっちゃけた話、すごいメリットはないように思います。しかし、こだわりの逸品を求める人にはいいかもしれません。
2014/6/11までKickstarterで資金募集中です。

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