KAZbrella(カズブレラ)は、上から下に向かって開く傘です。通常とは逆方向です。一見すると新たなネタグッズにも見えますが、ちゃんとしたメリットがあります。
開発元はイギリスです。
建物に入るとき
激しい雨の日。
傘をたたんで建物の中に入ろうとすると、とある問題があります。
傘をそのまま持ち込むと、床がぬれてしまいます。
そこでKAZbrella(カズブレラ)の登場です。一見すると単なる傘に見えますが……。
傘をたたむと、逆三角形に傘が閉まっていきます。
たたみ終わったところ。これだけ見るといまいちわかりづらいですね。
図で表したのがこちら。閉じると、傘が裏返って内側が外になります。
雨の当たる部分が内側になるため、ぬれた傘を屋内に持ち込んでも床が水浸しになりません。
車に乗り込む時
傘を差した状態から車に乗り込もうとすると、傘が邪魔になります。かといって車の外で傘をたたむと雨にぬれてしまいます。
傘を車内に持ち込むと、書類が水浸しになったり……。もちろん座席に置かなければいいのですが、いずれにせよ水気が入るのはうれしいことではありません。
ここでまたKAZbrellaの登場です。
傘が上向きに閉まるので、ぬれた傘を持ち込まなくて済みます。
建物の場合は玄関で傘の水を切ればいいですが、車だとそうはいかないです。こちらの場合の方が役立ちそうですね。
混雑している場合
混んでいるときにみんなが一斉に傘を開こうとすると、傘同士がぶつかってうまく開けません。
KAZbrellaならみんなでいっせいに開いても大丈夫です。・・でもKAZbrellaを使ってもぶつかる気が。これはこじつけっぽいですw
裏表ひっくり返った
強風で傘の裏表がひっくり返る場合もあります。日本では台風の時に頻繁に起こる状態です。
KAZbrellaならボタン一発で直ります。
元通りの向きになりました。傘の骨にはガラス繊維で強化したプラスチックが使われており、ばねのような弾力性があります。軸の部分はアルミです。
まとめ
いろいろ使い方がありますが、一番実用的なのは車に乗り降りする時でしょうか。
お値段は£39+送料£35で、£74(約14,000円)です。送料を別にしても£39(7,380円)というのはかなりの高級傘ですね。うーん。
2015/6/1でキャンペーン終了し、£265,397(約5000万円)集まり目標額を超えました。
https://www.kickstarter.com/projects/kazbrella/kazbrella-revolutionary-inside-out-umbrella/description
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