iPadでワイヤレスセンサーを使ったガジェットが簡単に作れる MESH TAG(メッシュタグ)

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MESH1
MESH(メッシュ)は、ワイヤレスセンサーを使ったグッズが簡単に作れるキットです。プログラミングしなくても、タブレット上でドラッグで作ることができるのが特徴です。非常に操作が簡単です。
開発者は日本人、掲載サイトはIndiegogoです。

使い方

これがMESH TAG。この一つ一つがセンサーやLEDランプになっています。ワイヤレス(Bluetooth)で動作するので配線不要です。
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あとはiPad上のアプリでアイコンをドラッグするだけです。iPadがさきほどのMESH TAGと通信します。HUBの設置などは一切無いという、非常にシンプルかつすぐに使える仕様です。
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使用例

たとえば写真立てにMESH TAGの加速度センサーをつけておきます。
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写真立てを持ち上げると、センサーが検知します。
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スマホにメッセージを送信するように設定しておけば・・・
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「家にいます」と自動でメッセージが飛んできます。
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ゴミ箱にMESH TAGをセットしておきます。
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ゴミを入れると、モーターでポップが出てくるなんてことができます。おもしろいですね。
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カメラをセットしておき・・
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ドアが開いたと同時に自動撮影。
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こちらは、鉄アレイを持ち上げないと止まらない目覚まし時計。
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がんばって持ち上げているうちに嫌でも目が覚めるというわけです。
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ジェンガの上にMESH TAGを置いておき・・・
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崩れたら「どかーん」と派手な音が鳴ります。
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設定

例えばボタンを押したときにLEDランプを光らせたいとします。その場合以下の手順を行います。
・ボタンとLEDのMESH TAGを用意する
・iPad上で、「ボタン」と「LED」の間をドラッグして結びつける
これだけです。非常にシンプルです。子供が使うのにもいいかもしれません。
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注意点として、iPad 第三世代以降、またはiPad mini(全シリーズ)でのみ動作します。Androidは現状対応していません。
追記 2015/2/28: 動作には常にiPadが必要です。iPadを家から持ち出している時、家に置いてあるMESH TAGは動作しないということになります。この点は注意が必要です。

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同じくワイヤレスでガジェットを作るキットです。イギリス発。ドラッグで設定できる点も同じで非常に近いです。追記: MESH TAGと違うところは、単体でも動作するという点です。

まとめ

これ以上簡単にするのは無理だろう、というぐらい使い方が簡単です。それでいてAPIも用意されており、複雑なことをしたい人はJavaScriptでプログラミングもできます。
お値段はBasicセットが、$119+送料$5で$124(約14,700円)です。LED、加速度センサー、ボタンのセットです。
Indiegogoで2015/3/7まで注文受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/mesh-creative-diy-kit-for-the-connected-life

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