SkyProwler(スカイプロウラー)は、垂直に離陸でき、飛行機のように水平飛行できるドローンです。
以前にも垂直離陸できるものがありましたが(こちら)、今回は上昇専用のプロペラを持っている点が違います。
変形してプロペラを収納したり、先端にGoPro搭載可能など、機能がてんこ盛りです。
使い方
SkyProwlerはぱっと見、無人飛行機に見えます。
しかし下向きのプロペラが4つついており、ヘリのように離陸できます。滑走路がなくても飛び立てます。
離陸しました!
結構高いところまで垂直上昇。
変形
SkyProwlerはプロペラを収納できるようになっています。
胴体側に折りたたまれるように動いて・・
収納されました! 上昇した後はプロペラをしまうことで、空気抵抗を減らすことができます。
さらに、ランディングギア(車輪)まで収納できてしまいます。旅客機みたいです。
ギアを収納しました。この状態だと前進用のプロペラ2つのみです。
実際に空中で収納している場面がこちらです。
動きが速くてカメラブレしていますが、プロペラが収納されました。胴体に残っているのは着陸用の車輪です。
垂直離陸だけでなく、滑走路を使って離陸することもできます。
着陸時はギアとプロペラを出して、垂直に着陸できます。
ヘリモード
これだけでもお腹いっぱいという感じですが、さらに主翼と尾翼を取り替えてヘリとしても使えます。先ほどと違って翼がなく、棒みたいになっています。
普通のヘリと違って前進用のプロペラがついているので、効率よく推進できるとのこと。
カメラ
先端部分は取り外して、GoPro(頑丈なビデオカメラ)をとりつけることができます。
オプションで専用カメラも用意されています。こちらの方が空気抵抗が小さいので、長時間飛行することができます。
専用カメラは向きを変えることができます。こちらは橋の下から上を見上げて撮ったところ。普通では撮れないようなアングルから撮影できます。
斜め下を向きながら車を撮影している場面。最高速度は96km/hまで出るので、走っている車を撮ることもできます。
コントロール
発信器を腕に取り付けると、SkyProwlerが自動で追いかけることができます。
このモードでは自分でコントロールしなくても、空中撮影ができます。
さらにボイスコマンドにも対応しており、「テイクオフ」と言えば離陸、「トランジション」と言って変形させることができます。
まとめ
変形やボイスコマンドなど、思いつく限り機能を詰め込んでいます。ここまで機能を作ったというのが驚きです。
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