電気回路をペンで描き、間違えたら「修正」できる道具 AgIC Erasable Circuit Marker(AgICイレーザブルサーキットマーカー)

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AgIC Erasable1
AgIC Erasable Circuit Markerは、電気回路をペンで書き、まちがえたところは修正ペンで消せるという道具です。
以前AgICプリントという、回路をペンで書けるインクがKickstarterに掲載されていました(こちら)。今回は消して間違いを修正できる、というところが新しいです。
開発者は日本人です。

使い方

AgICイレーザブルマーカーは、「ペン」と「修正ペン」の2種類の道具で構成されています。
ペンの方で紙に書くと、これで電気回路が作れてしまいます。赤線で囲ったLEDランプが点灯しています。インクに銀粒子が含まれていて、電気が流れるようになっています。
AgIC Erasable2
消しゴムペンを使って、描いた回路を消したところ。LEDランプが消えました!
AgIC Erasable3
AgICペンを使って回路をお絵かきしています。
AgIC Erasable4
しかしせっかく描いた回路は、間違えてショートしていたために動きませんでした。
AgIC Erasable5
今までだと、もう一度書き直しです。「あーあ」「やる気失せたわ~」
AgIC Erasable7
そこでAgICイレイザーの登場です。間違えてショートしていた部分を消すと、無事LEDが点灯しました。
頭の部分にも回路がつながっていたので、LEDに電気が回らなかった、というわけです。
AgIC Erasable6
AgICを使えば、こんな誕生日カードも作れちゃうよ!という例。
AgIC Erasable8

ブレッドボード

AgIC Erasable9
回路を試作するという方法に関しては、ブレッドボードがあります。ケーブルを刺して自由に試せるという道具です。
純粋に回路試作という点では、ブレッドボードの方がよい面もあります。AgICイレイザーには使用回数の限度があるからです。現状は約100回ぐらいとのことです。AgICイレイザーは、新しいインクで既存のインクを上書きするという方法によって消すため、使用限度が存在します。
その一方で、誕生日カードのような使い方は従来できなかったことです。紙の上に回路を作れるというメリットをどう生かすか?だと思います。

まとめ

お値段は、マーカー+消しゴムペンのセットが送料込みで$25(約2,960円)です。
2015/1/14まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1597902824/erasable-circuit-marker-draw-and-edit-circuits-smo?ref=category_location

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