AndroidのUSBに温度などのセンサーをつける! USB2GO

スポンサーリンク

d08d30dca37b453d701f5fd6719a1dc2_large
USB2GOは、Androidにセンサーなどを取り付けるための変換用機器です。AndroidのUSBポートにさして使います。
USB2GOの上にはGPIO、ADC、PWM、UART、I2C、SPIなどのコネクタがあり、Android上のJavaプログラムからこれらのコネクタを制御することができます。それらのコネクタには、温度センサー、赤外線イメージセンサー、オシロスコープなどをとりつけることができます。PWMを通してモーターの制御も可能です。
図でかくと、こういった感じです。
Android <-USB-> USB2GO <-I2C-> 温度センサーなど
USBに直接取り付けられる温度センサーというのもありますが、あまり一般的には売ってないです。自力でAndroidにセンサーを取り付けようとすると、センサーのコネクタI2Cなどと、AndroidのコネクタUSBを変換する必要があります。このUSB2GOだとそのあたりをやってくれるので、非常に楽だというわけです。

構造

73b219274d045bf3b935048aff6aa993_large
ARM Cortex-M3が搭載されています。駆動するための電源はAndroidのUSBからとっています。AndroidなしでUSB電源をつないで動作させることも可能です。
AndroidからI2Cなどを制御するために、Javaで使えるAPIが用意されています。非常に便利ですね。
以下のソースはGPIOを制御するサンプルです(Android Studioの画面)。非常に簡単ですね。
478ae3de114292f9936f1ceb4fd07aa3_large
起案者が作ったAndroidのサンプルアプリケーション
5f0e58ca21e15f3a0af2308208631f18_large
センサーなどをAndroidにとりつけたい、という場合にこれはうってつけのツールだと思います。
いろいろな使い方ができそうです。
29ドルと、アメリカ国外の送料10ドルを出資するとUSB2GOがもらえます。
興味のある方はKickstarterへどうぞ!

公式サイトはこちらです。 http://www.usb2go.org/

コメント