MÜLIBEX(ミューリベックス)は、ストックを使って椅子を組み立てるグッズです。荷物を減らしつつ、椅子でくつろげます。
使い方
創業者の一人、スティーブさんは自称アウトドアジャンキーです。元海兵隊で、航空宇宙分野の構造エンジニアです。
スティーブさんがアウトドアで出かけるとき、椅子は持って行かないようにしていた、と言っています。その理由としては重くなるのと、座ってもあまり快適ではなかったということを理由に挙げています。
その不満を解消すべく自ら作ったのが、このMUHL(マール)です。一見すると単なるアウトドア用の椅子です。
しかし裏側からよく見ると・・・背もたれに使っているパイプフレームに注目してください。実はこれはストックです。ストックを使いまわして椅子にしよう、というアイデアです。ストックであり、かつ椅子にもなるので、重量の節約になるというわけです。
ストック自体は必須ではありません。ただ歩く距離が長い場合、ストックがあるとかなり楽になります。
たっぷり歩いたあとは、椅子に座ってくつろげます。地面でも座れるのですが、足を延ばせる、背もたれがあるといった点で椅子のほうが快適です。
MUHLは専用バッグにひとまとめになっています。ストック別で、重さ544gです。畳んだ状態で長さ33cmです。
フレーム部分を取り出して・・・
伸ばして固定します。
ここにストックをはめます。
あとはシート部分をかければ出来上がりです。
対応しているストックは、3つの部分に分かれていて伸び縮みさせられるものです。なおかつ、ひねって固定するようなストックは推奨されません。伸び縮みできないストックは使えない、3つではなく2つの部分に分かれていると使えない、などいくつか制限があります。
ストックを伸び縮みさせることで、段差のある地面でも椅子の足の長さを変えて設置することができます。
荷重のかかるジョイント部分は、有限要素法によりシミュレーションされています。
力がかかった場合の動作も考えられています。ただ最初から固定されている椅子に比べれば耐久性は劣りそうです。椅子の耐荷重は108kgです。
登山やハイキングだけでなく、キャンプにも役立ちます。
ストックを使わないバージョン「Capra」も用意されています。素材はMUHLと同じです。
まとめ
お値段はMUHLが$98+送料$35で、$133(約14,200円)です。
2018/3/17まで支援受付中です。
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