わずか卵1個分の重さ。極限まで軽量化した五角形の折り畳み傘 | ペンタゴン72

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ペンタゴン72は、極限まで軽量化した五角形の折り畳み傘です。重さわずか72gと、卵Lサイズ1個分とほぼ同じです。
開発元は日本です。

使い方

開発元アンベルは、2016年にpentagon79という折り畳み傘を製作しました。重さ79gという、ものすごく軽い傘です。iPhone 8の重量が148gですから、おおよそスマートフォンの半分ぐらいです。重さだけ考えれば、ポケットに入れられるぐらいです。
そのpentagon79も軽かったのですが・・・
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さらに軽量化したのが、今回のpentagon72です。今回の重さは72gです。前作より7g軽量化されました。名称もpentagon72と、72gを反映したものに変わりました。
違いたった7gといえば、そうです。しかしもともと極限まで軽くしていたので、そこから8%も軽量するというのはかなり苦労されたと思います。
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72gというのは、どのくらいの重さなのか? 卵Lサイズ1個とほぼ同じぐらいです。
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軽量化を達成するために、pentagon72は面白い形状をしています。五角形です。pentagon72という名前もここからきているように思われます。
通常の傘では、内側に8本の骨を持っています。折りたたみ傘の中でも、特に軽量化に特化したものでも6本ぐらいです。そこをあえて5本にしています。骨が4本の傘というのはさすがに無理があるでしょうから、5本というのはまさに極限でしょう。
ただし傘の直径は79cmとかなり小さめです。
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筆者は展開時の直径88cmの折り畳み傘を持っていますが、88cmでもあまり余裕がないと感じます。

pentagon72をさした様子がこちらです。サイズ的にはぎりぎり人間の体が入るぐらいでしょうか。また傘は五角形ですが、人間の体はだ円形に近いです。五角形だと体格によってはカバーできない面積もでてきそうです。
家を出る時点で雨だとわかっているならば、もう少し大きい傘を持っていたほうがよいと思います。どんな傘でもそうですが、重さ、コンパクトさ、面積の広さのすべてを同時に満たすのは無理です。状況に応じて使い分けるのがいいのではないでしょうか。
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ではどういう状況で役立つのか。それはB5サイズぐらいの、小さなバッグしか持っていない時です。畳んだ時の長さは21cm、重さは72gなので、小型のバッグでも入ります。これぐらいならば四六時中持ち歩いても邪魔になりません。
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いくら軽量化したと言ってもすぐに壊れてしまっては意味がありません。ビニール傘ならばともかく、pentagon72はMakuakeのキャンペーン価格で3,456円です。長く使いたい値段です。
pentagon72は強度も考慮しており、風洞で強風を当てる実験も行っています。風速15m/sでも耐えられるとのことです。
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軽量化と強度を考えて、フレームはスチールではなく、カーボンファイバーとアルミニウムを使っています。
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傘の生地部分には撥水加工が施されています。
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撥水性の耐久度に関しては、第三者機関において耐久試験が行われています。洗濯機で生地を洗うという操作を50回行って、使用による劣化をシミュレーションしています。その状態でも撥水性90点を獲得しています。水を吹きかけて表面がランダムに少ししみる状態が90点です。
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まとめ

お値段は3,456円です。送料無料です。
現状、すべて在庫切れになっています。
2018/4/20まで支援受付中です。
https://www.makuake.com/project/pentagon72

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