「生きている」ライト。発光する微生物を使って作られた照明 | BioGlo (バイオグロ)

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BioGlo (バイオグロ)は、発光する微生物を使ったルームライトです。

使い方

太古より、海には発光する微生物が存在していました。
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船のへさきにつけて、明かりとすることもありました。そういった発想で、微生物を数百匹集めてルームライトにしたのがこのBioGlo (バイオグロ)なのです。
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BioGloが使っている微生物は、渦鞭毛藻といい、プランクトンの一種です。光合成の能力も持っています。
渦鞭毛藻は昼間、日の光を体内に溜め込み、夜、振動を受けると青白く光る性質を持っています。
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ただ暗くしただけでは変化がありません。
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水泡や水流を与えてやることで発光するのです。これは、本体を手で振って水泡を発生させた場合です。
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水泡はこのように発生させています。
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こちらは、水流をたてにおこしています。縦向きに微生物が並んでいますね。
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光るインテリアとしてもなかなかきれいですが、実はこれが生きているんだ、というところが面白みです。
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BioGloは生きているライトというだけあって、死ぬこともあります。照明のくせになんで死ぬんだよ、という感じもしますが、生き物の宿命でしょう・・。ただ栄養と光を与え続ければ勝手に増殖し続けるので、普通は困らないとのことです。まさに無限沸きですね。
エサの成分は、硝酸塩(窒素)、リン酸塩、金属元素が微量、ビタミンなどです。ただし殺菌してから入れる必要があるので、ペットショップなどのものではうまくいかないかもしれないとのことです。BioGlo開発元のサイトでもエサは販売しています。
殺菌してから入れないと、他の藻類などが増殖してしまう(コンタミネーション)からでしょうね。魚ならば大きいので、多少なら藻が増えても鑑賞には困りませんが、BioGloの場合は鑑賞対象自体が小さいのでそうはいかない、というところでしょうか。
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まとめ

お値段は$65+送料$55で、$120 (約13,500円)です。
2018/1/11まで受付終了し、約660万円集めて目標額を突破しました。

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