重さはたったの13グラム。小さすぎて押すのがつらい携帯電話 | Zanco tiny t1(ザンコ)

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Zanco tiny t1(ザンコ)は、高さわずか4cmしかない、指先でつまめる携帯電話です。

使い方

Zanco tiny t1は携帯電話です。しかし大きさが1ポンド硬貨と同程度と、とても小さいです。
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手のひらに置くとこのぐらいです。高さ4.6cm、はば2.1cm 厚み1.2cmです。重さはたったの13グラムです。
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とても小さいですが、もちろんちゃんと携帯電話として電話をかけることができます。街頭で実際に使ってもらったところ、なんだこれはと思いつつも、しっかり通話できていて驚いた、という感じです。
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音声だけでなくSMSによるテキストメッセージも一応送受信することができます。ただし表示画面がとても小さいので、これで複雑なメッセージを送ることは実質的に不可能です。画面解像度はたったの64×32ドット、大きさは0.49インチです。
重さが13gしかないかわりに、画面解像度もぎりぎり最小限です。SMSは送れますが、インターネットに接続などはできません。もっとも接続したところで、この画面では何もできませんが。
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今回のZanco tiny t1の前に、Zanco Flyという小型携帯電話がありました。下の写真で右側に写っているものです。左側のtiny t1に比べると大きいですが、それでもかなり小さいです。
商談をしているときに、Zanco Flyを見た人が「このFlyより小さい携帯電話って作れるのかな?」と冗談で言いました。するとZancoの創業者は「たぶん半分のサイズにできる」と答えました。きっかけとしては冗談だったのですが、最終的に今回のtiny t1が製作されました。
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非常に小さいのでズボンのポケットの中にも余裕で入ります。むしろポケットの中で迷子になりそうなぐらいです。
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ジョギングするときにスマートフォンが揺れると邪魔です。Zanco tiny t1なら小さいので、簡単に体に固定することができます。
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あるいはガジェットマニアへのプレゼントにも・・。普通の人がもらっても使い方に困るかもしれませんが、ガジェットマニアなら有効活用してくれそうです。
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充電はMicroUSBです。
電波はGSMのみに対応しています。GSM方式は日本では使われていないので、日本では通話もSMSも使うことができません。海外では今でもGSMのバンドが使えることが結構あります。
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小型の携帯電話としては、重さ38gのNichePhone-Sというものがありました。こちらは3Gに対応しており、日本で使うことができます。


2015年にThe Light Phoneという重さ38.5gの携帯電話もありました。こちらはGSMのみです。
https://www.kickstarterfan.com/archives/7645

まとめ

お値段は£30+送料£10で、£40(約6,000円)です。前述の通り日本では通話、SMSともに使用できません。
2018/1/19まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1500916193/the-worlds-smallest-phone-introducing-the-zanco-ti

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