エアコンをスマホで操作するSensibo、筆者は動作しなかったので返金対応になった

admin




sensibo10.JPG

Sensiboというグッズがあります。2014年、Indiegogoに登場しました。エアコンをスマホから操作するグッズで、家に帰る前に外でクーラーをオンにする、ということができます。

筆者はIndiegogoでこれを手に入れ実際に使おうとしましたが、最終的には返金対応になりました。全数リコールになったのではなく、筆者のエアコンで動かなかっただけです。

Sensiboとは

通常エアコンは、リモコンで操作します。Sensiboはリモコンのかわりにエアコンを操作してくれるというグッズです。

Sensiboは、HubとPodのセットで使います。下の写真はSensibo Hubです。Sensiboを使う場合、これを1台設置します。

sensibo1.JPG

Sensibo HubにはACアダプタとLANケーブルを接続します。インターネットへの接続は有線LANのみです。プラグ形状はヨーロッパ型ですが、日本/アメリカ型への変換アダプタがついてきました。

ただ最初期生産分だったせいか、たまたまハズレを引いたのかわかりませんが、電源の接触が非常に悪かったです。微妙な角度のずれで電源が入ったり入らなかったりしました。

sensibo2.JPG

Hubの他にもう一つ設置するのが、Sensibo Podです。これはエアコンにつき一つ置きます。もし家にエアコンが2台あるとしたら、Hubを1個、Podを2個設置することで、2台のエアコンをコントロールできます。

sensibo3.JPG

Sensibo Podは電池で動きます。充電池ではなくて使い捨ての電池です。しかし初期生産分には電池が急速に消耗するという問題があり、割とすぐに電池が切れました。

sensibo4.JPG

Podは両面テープを使って操作したいエアコンに設置します。

sensibo5.JPG

アプリでできること

Sensiboには専用アプリが用意されています。iPhoneとAndroidに対応しています。アプリでSensiboを認識させると、画面上にさきほどのPodが表示されます。Disconnectedとなっていますが、これはPodの電池が切れてしまったためです。

sensibo6.JPG

Podを選択すると、次のような画面になります。ここからエアコンのオンオフ切り替え、温度の変更、冷暖房モードの切り替え、風量の調節ができます。Podは温度センサーと湿度センサーも持っており、室温と湿度も画面上に表示されます。

このアプリは家の中にいなくても使うことができます。家の外からエアコンの電源をオンにして、家に着く前に涼しくしたり暖かくしたりということができるようになっています。

sensibo7.JPG

手動で操作するだけでなく、タイマーも設定できます。例えば土日の朝は自動でオンにしたり、平日の昼は自動でオフにするといったことができます。

この機能は初期バージョンではなかったと思います。後からバージョンアップで追加されたと思います。

sensibo8.JPG

タイマーだけでなく、自分の現在位置によってもオンオフできます。スマホの位置認識機能を使い、エアコンの500m以内に近づいたら自動でオン、500m以上離れたら自動でオフ、ということができます。

この機能も当初はありませんでした。ユーザーから要望が出ていたので、追加したようですね。

sensibo9.JPG

Sensiboは、機能的にはなかなかいい感じです。

エアコンの機種

sensibo12.JPG

しかし実際に使おうとすると、大きな問題に遭遇しました。筆者の持っているエアコンをSensiboから操作できなかったのです。電源のオン、オフもできませんでした。

リモコンの赤外線信号は、エアコンの機種によって信号が異なります。そのためSensiboが対応していない機種だと、操作することができません。USBやBluetoohは共通規格ですが、リモコンの信号にはそういったメーカーを問わない共通規格はありません。メーカーごとに大まかなパターンはありますが。

この問題はSensiboの開発元も、Indiegogoに載せる時点で認識していました。対応していないリモコンは、新規に対応しますとのことでした。そこでサポートに連絡したところ、リモコンを開発元に送ってくれ、と連絡が来ました。

リモコン送付

しかし今使っているリモコンを送ってしまうと、エアコンが操作不能になってしまいます。そこで今使っているものと同じリモコンを手に入れ、それを開発元のイスラエルに発送しました。

配送手続きと配送料支払いはSensiboの開発元がやってくれたので、筆者が行ったのは梱包して運送会社に渡すだけです。リモコンは乾電池動作なので、電池なしで送れます。リチウムバッテリー問題は起きません。

sensibo11.JPG

リモコンは無事開発元に届き、Sensiboが持っているリモコンデータベースを更新してもらいました。このおかげで無事Sensiboを使うことができた・・・とは残念ながらいきませんでした。

Sensiboからエアコンの電源をオンにすることはできるようになったのですが、オフにすることができませんでした。

いろいろサポートの方とやり取りして、Sensiboから出す赤外線信号も何度か変えてもらったのですが、どうしても電源オフができませんでした。オンにできたのだからもう少しではあったのですが。

この辺りは赤外線リモコンに共通規格がないので、難しいところですね。Sensibo開発元もリモコンはあっても、筆者の部屋にあるエアコン本体はないわけですから、試行錯誤にも限界があります。

返金へ

CH9V9A0044_TP_V.jpg

最終的にどうなったかというと、返金対応になりました。Indiegogoで支援するときに支払った本体代金+送料を、PayPal経由で返金してもらいました。

サポートと開発チームの方はよくやってくれたと思います。ただエアコン本体はSensibo開発元にないので、限界がある、ということですね。返金してくれたのだから、筆者としては特に不満はありません。

学習リモコンのようなモードはないのか?とも聞いてみたのですが、ないとのことでした。ユーザーに面倒な操作はさせたくないとのことでした。

これは確かにその通りで、ユーザーがリモコンを学習させたけどうまく動かなかった、ということが起こりがちです。ユーザーがSensiboをいじれるようになっていれば自力で解決できたかもしれませんが、逆にトラブルを増やす可能性もあります。ここは開発元の方針次第というところでしょうか。

NatureRemoに挑戦

同じくエアコンを操作するグッズとして、Nature Remoというプロジェクトが以前Kickstarterに載っていました。筆者はSensiboをあきらめていたのでNature Remoを支援しており、先日製品が届きました。こちらも試してみようと思います。

今回の程度ではまだまだ懲りませんよ!(笑) 意地でも家の外からクーラーをオンにしたいです。

【参考】Kickstarterで支援時、必ず知っておくべきこと


2コメント
  1. jijy
    • 管理人

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Show Buttons
Hide Buttons