ワイヤレススピーカーでステレオ並みの音を実現した技術力がすごい The Core(ザ・コア)

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Packaging Presentation 01
The Core(ザ・コア)は、Bluetooth対応のワイヤレススピーカーです。ワンボックス型ステレオ2スピーカー並みの音を実現したことが特徴です。
単にリバーブ(反響)エフェクトをかけたのではなく、ウェーブフィールドシンセシスという方法を駆使しています。
徐々に評判が集まり、現在2300万円注文が集まっています。

スピーカーの違い

Core2
通常、ワンボックス型のワイヤレススピーカーは、音が平たく聞こえてしまいます。スピーカーが二つに分かれているものに比べると、広がりがありません。
一方でスピーカーを2つ置こうとすると、持ち運びが不便です。本格的に設置したくないけど、ちょっと聴きたいという用途にはスピーカーが一体化している方が便利です。
The Core(ザ・コア)はデジタルシグナルプロセッサを駆使することで、ワンボックスで2スピーカー並みの音を実現しています。

参考動画

実物の動画ではありませんが、ステレオとモノラルでこれだけ違うよ、という動画です。当たり前の話ですが。


実物の音がどれぐらいステレオ感があるのか?ですが、実際にデモを聴いた人は(英語ページ)以下のようなことを述べています。
“from a tiny box I heard stereo imaging as if it was coming from my stereo system.”
(まるで自分のステレオシステムで聴いてるような音が、小さな箱から聞こえた。)
当然ながら単に1スピーカーだけだと、そういう風にはなりません。デジタルシグナルプロセッサー(DSP)や、DSP統括用にARM CPUを使っています。なかなか豪勢なシステムです。
豪勢なゆえに、お値段もそれなりにします。$349(約36,000円)です。安いワイヤレススピーカーなら数千円であるのでものすごい差です。ただそれでも欲しいという人が結構いるようで、既に書いたとおり2300万円注文が集まり、目標額を突破しています。

技術

Principle_wfs
The Coreは、ウェーブフィールドシンセシスという技術を使っています。
ウェーブフィールドシンセシスというのは、小さいスピーカーを複数並べ、それぞれから発生する音をひとつの大きな波に合成する方式です。上の図では小さい波が重なり合って、sythesized wave frontと書かれた大きな波ができています。(画像引用元: http://en.wikipedia.org/wiki/File:Principle_wfs.jpg )
20140830203008-SweetSpot8
この方式を使うメリットの一つとして、聞く側がどこに居ても音がわりときれいに聞こえるというものがあります。2スピーカーだと位置によって結構音が変わってきます。The Coreは、例えば料理しながら聴くというような用途を想定しているので、この技術が最適ですね。

まとめ

$349のものは売り切れたので、現在注文できるのは$389のものです。送料$25とあわせて、$414(約43,000円)です。
2014/10/4まで注文受付中です。
https://www.indiegogo.com/projects/the-core-wireless-speaker-system

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