寝室が暑すぎるか? Senseの熟睡できない原因を探る機能をレビュー 後半

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Senseは、睡眠を測定するグッズです。

熟睡できているか調べて
・眠れていない原因を探す

というものです。

前回は、熟睡できているかどうか調べる機能を説明しました。

しかし熟睡できてないことがわかっても、どうやったら治せるのかが問題です。Senseは部屋の気温などを測り、寝るのに最適な環境になっているのかを調べることができます。

部屋の環境を測る

Senseは内部にセンサーが内蔵されています。温度や湿度を一日中自動で測り、スマホアプリでグラフを見ることができます。

「ちょっと暑すぎる」とか「乾燥しすぎです」といったコメントも表示されています。

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部屋の明るさや、空気のきれいさも調べることができます。「かなり明るすぎる」なんて表示されています。これは照明をつけている時のデータなので、明るいと出ています。寝ている時を基準に判定しているので、昼間だと明るすぎますね。

空気に関しては、微粒子の量を測定してくれます。「空気のきれいさはちょうど良い」と表示されています。

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さらに部屋の騒音レベルも測定されます。車の音や犬の鳴き声がうるさくて目が覚めた、ということもありえます。そういう可能性を検討してつぶすための機能です。

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これらの情報はグラフを一つ一つ見なくても、「睡眠まとめ情報」としてアプリに表示されます。

寝た時刻などの他に、温度が「ちょうど良い」、湿度が「ちょうど良い」と表示されています。騒音レベルは「少しうるさい」となっていますね。これは筆者が寝返りを打って暴れた音だと思います。

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さらにタイムライン機能もあります。タイムラインでは、前述の細々した情報を言葉で説明してくれます。

下の画像では「昨夜はよく眠れましたか?」と表示されています。アンサーボタンを押すと・・

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「よく眠れた」「問題なし」「熟睡できなかった」という選択肢が表示されます。時々タイムラインにこういった質問があるので、気が向いたら答えます。面倒だったら答えなくても、そのまま使えます。

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そうことしているとタイムラインに、いろいろと説明が出てきます。

下の画像では、筆者の寝室の温度は22度だが、質の高い睡眠を取るには暑すぎる、と出ています。20度にまで温度を下げるか、扇風機を使う、あるいは窓を開けることを試してみてはどうでしょう、とアドバイスされました。

自分でグラフを読まなくても、勝手にアプリがアドバイスしてくれる、という便利な機能です。もちろんアドバイスが当てにならないと思ったら、自分でグラフを見ればいいです。

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湿度に関するアドバイスも表示されます。これによれば、筆者の部屋が乾燥しすぎです。乾燥しすぎていると喉と鼻を刺激するので、寝付きによくないとのことです。加湿器は使っているのですが、不十分ということですね。

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普通の温度湿度計も持っていますが、寝ているときには見ることができません。Senseは常に記録してくれるので、自分が寝ているときの室温も見ることができます。

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下の画像では「起床時刻のバラツキ」についての説明が表示されています。これによると、筆者の起床時刻は非常に規則正しいと出ています。

起床時刻に0.8時間程度のバラツキがあり、これは全Senseユーザーのうち79%の人よりも規則的だとのことです。

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寝ているときの体の動きも説明してくれます。筆者の過去14日間は、平均的なSenseユーザーより動きが37%少なかったと出ています。動きが少ない、つまり割と熟睡している方みたいです。

ただSenseのユーザーは、なにがしかよく眠れていない人が多いと思います。そういった人の平均なので、かたよったデータになっていると思います。

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寝室の明るさに関するアドバイスも表示されます。寝室が明るすぎるので、もし寝付けないなら寝室の外で作業してはどうか、とのことです。

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あまりに部屋が明るすぎると、アイコンも変わります。「倉庫の通路並みに明るい!」なんて言われてしまいました。

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筆者があまり熟睡できていないのは、少し暑すぎるから、また寝室が明るいからではないか、という可能性が浮かび上がってきました。

睡眠の質を左右する原因にはいろいろあり、部屋の環境が全てではないです。むずむず脚症候群や、睡眠時無呼吸などは別途調べなくては確定できません。ただ一つずつ可能性をつぶしていく上で、寝ているときの気温を測れるのは意味があると思います。

めざまし機能

こういったまじめな(?)アドバイス機能の他にも、めざましもついています。指定した時刻になると、Senseから音楽が鳴ります。

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眠りの浅いタイミングで起こしてくれる「スマートアラーム」機能もあります。

例えば8:00にスマートアラームを設定しておくと、7:30から8:00の間で最適なタイミングで起こしてくれます。

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寝るときに眠たくなる音楽を鳴らしてくれる機能も、製品リリース後のアップデートでつきました。こちらは手動ですね。あえて自動で音楽をならすようにはしていないみたいです。

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オムロンの睡眠計

筆者はオムロンの睡眠計HSL-101も持っていました。現在は販売終了、サービスも停止になることが決定しましたが・・。

オムロンの方も睡眠を測定してくれるのですが、データの転送がUSBまたはSDカードの手動転送で、これが面倒でした。Senseは無線LANなので、この点はすごく楽です。

また測定方式の違いから、HSL-101は非常に大きいです。その代わりSenseと違って、枕にセンサーをつける必要はありません。

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対してSenseは非常に小型です。置き場所を考えると、小さい方が遙かに扱いが楽です。

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まとめ

1年半ぐらいSenseを使ってみての感想は、便利だと思います。充電もボタン操作も必要なく測定してくれて、非常に楽です。

もちろん、これひとつであらゆる睡眠の問題を解決できるわけではありません。ただ前から疑問だった、寝ているとき暑すぎるのか? 寒すぎるのか? という疑問は解決しました。

またKickstarterで支援して受け取った初期の生産分で手に入れましたが、故障したことはありません。非常に安定して動作しています。(運悪く不良品にあたった人もいるでしょうが) ソフトのバグで困ったこともなく、ハードウェア、ソフトウェア共に安定しています。

これらを総合して考えると、Senseはよくできていると思います。

【参考】Kickstarterで支援時、必ず知っておくべきこと


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