ボールペンとして紙に書いた内容を、リアルタイムでスマホに転送 Mimoto 2.0

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Mimoto Smart Pen 2.0は、書いた内容を、リアルタイムでスマホに転送できるボールペンです。

使い方

Mimoto 2.0は、普通のボールペンとして紙に書くことができます。
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しかし普通のボールペンと違い、書いた内容がリアルタイムでスマホやPCに転送されます。
もしメールで送りたいという場合、スキャナーで読み取る必要が無く、書いた内容をそのままメールで送ることができます。
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それでいてペンはあまりかさばらず、持ちやすい太さになっています。
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その代わりレシーバー(下図真ん中の黒い物体)をノートに置いて使うという仕組みになっています。ペンに全てを詰め込むと太くなりすぎる、ということを回避するためではないかと思います。
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このようにノートにレシーバーを置いて使います。
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対応OSはiOS、Android、Windowsです。接続はBluetoothです。専用アプリの他に、Evernoteのアプリとも互換性があるとのことです。ただ、どのOSのEvernoteかは明記されていないです。
書いたものを出力する形式は、PDFとJPEGです。
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実際にどの程度追従してくれるのか? どのぐらいの精度があるのか? が、気になるところだと思います。この点について、開発元は実験動画を公開しています。
動画を見ていると、確かにきれいに追従しています。精度も応答速度も高いです。
サンプリング頻度は、秒間58点です。あまりにも速く絵などを描いてしまうと、ガタガタになってしまうと思います。文字を書いている分にはそんなに速く書けないので、困らないとは思います。
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動画はこちら。すぐにデモが始まります。



さらに開発元ではない、EpicReviewGuysというYouTubeチャンネルでも実験されています。
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動画はこちら。


実際の紙に書いた内容との比較も載っています。下の画像は、A4の紙に書いた物をスキャナーで読み取ったものです。
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一方で下の画像はMimotoペンのアプリによって、取り込まれたものです。紙のものと完璧に同じではありませんが、メモとして取り込む分には耐えられる精度に見えます。多少はがたがたしていますね。
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今回のものは、2014年に製作されたMimoto 1.0の改良版です。1.0と比べてバッテリーの持続時間が倍増、書き込み性能も倍増したとのことです。
今回のバッテリー持続時間は、レシーバー部分が10時間、ペン時間が60時間になります。
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同様のアイデアを実現したものに、N2というものがあります。N2はレシーバーが不要で、スマートフォンとペンだけで直接つなぐことができます。ただし、ペンの位置を特定するために専用のパターンが印刷されたノートが必要です。
https://www.kickstarterfan.com/archives/3129

まとめ

お値段は$95+$14で、$109(約12,800円)です。
2016/12/31まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/mimototech/bluetooth-smart-pen-20-exceptional-quality-and-val

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