5-Minute Dungeonは、5分以内に全員で協力してダンジョンを攻略するという、ボードゲームです。
期限終了直前の時点で3,000万円に到達しており、ボードゲームとしてはなかなか人気です。
遊び方
ゲームの目的は、ダンジョンの最後にいるボスをプレイヤーが倒すことです。協力ゲームになっており、制限時間以内にダンジョンを攻略できればプレイヤー全員の勝ちです。制限時間を超えたり、手札がつきたりするとプレイヤー全員の負けです。
プレイヤーは5人いるキャラクターから好きなものを選んで始めます。キャラクターごとに特殊能力や、各自が持つ山札が違います。お互いの得意な能力は異なるので、うまく連携して活かす必要があります。
場の中央にはボスのシートを置きます。その上にダンジョンカード(扉が書いてある)を置きます。これで準備完了です。
ゲーム開始と同時に、スマホアプリでタイマーを始動させます。ここから5分間制限が始まります。
ダンジョンカードをめくると、モンスターが出てきます。このモンスターをどんどん倒していけば、最後に山札の下敷きになっているボスが出てくるというわけです。
モンスターの倒し方は簡単です。モンスターの下に書いてあるマークと同じマークのカードを、手札から出すだけです。誰が何枚出しても構いませんし、みんなで分担して出すこともできます。
ただしボスを倒すまで5分なので、もたもたしていると時間がつきます。トランプでいうと、スピードみたいな感じです。
手札の中には、先ほどのマークがいてあるリソースカードが5種類あります。5種類もあるがゆえに、なかなか一人で全部は解決できません。クリアするためには協力する必要があります。一人で無双はできません。
またリソースカードの他にも、特殊効果を持ったアクションカードもあります。右側のエンゲージは、他のプレイヤーに3枚カードを引かせて手札を充実させることができます。こういったアクションカードは、選んだキャラクターによって使えるものが違います。エンゲージはバーバリアン用です。
あるいはファイアボールを出せば、モンスターを一発で倒せます。このように同じマークを出すか、アクションカードを使うかして、モンスターをどんどん倒していきます。
ダンジョンのカードには、モンスターだけでなく障害物も混ざっています。下のカードは透明な壁です。イラストが笑えますね。
障害物もリソースカードを出して突破できます。ただし先ほどのファイアボールはモンスターにしか効かないので、壁は破れません。ルールは簡単ですが、ちょっとしたひねりが入っています。
ダンジョンカードを全部突破すると、最後にボスが出てきます。ボスだけあって、倒すのに必要なリソースカードは多いです。
このベビーバーバリアンは、倒すのに7枚も必要です。
これらのことを、リアルタイムでおこなっています。やっていることは難しくないですが、時間制限があるためにあせります。
無事ボスを倒せれば、1ゲームクリアです。みんなで喜びましょう。
ダンジョンは5つあり、それぞれボスが違います。最終ダンジョンのボス「ザ・ダンジョンマスター」はめちゃくちゃ固いです。12枚出さないと倒せません。
キャラクターによって能力が違うのも面白いところです。例えばバーバリアンなら自分の手札を3枚捨てることで、モンスターを倒せます。
ただし自分の山札がつきてしまうと何もできなくなるので、無闇に使っているとカード切れを起こします。
キャラクターによっては、手札を補充する「回復能力」をもっている者もいます。
ルールを見ている限り、なかなか面白いと思います。簡単で覚えやすいし、勝っても負けても5分で終わるところもサクッとできていいと思います。
ただ特殊カードに書いてある説明文は英語なので、初めて遊ぶ場合はそこにひっかかるかもしれません。ゲームを持っている人はあらかじめ読んでおけばいいのですが、その場で説明を受けた人は日本語に比べると読む速度はどうしても落ちます。”Draw three cards”とかなので、読めば意味はわかりますが。
まとめ
お値段はCAD $35+送料22で、CAD $57(約4,800円)です。
2016/12/2まで支援受付中です。
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