驚異的に複雑・・。マウス自体を傾け指の腹を駆使する、究極のゲーム用マウス | The Z

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TheZ1.jpgThe Zは、ゲーム用マウスです。
しかし驚異的なまでに仕掛けが複雑です。本当にこれを操作できるのか?というぐらいややこしいです。

使い方

The Zの最大の特徴は、マウスの傾きを検知することです。今は水平ですが・・
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片側を少し浮かせて、マウスを傾けました。どれぐらい傾けたかというのが、ゲーム側で検知できます。
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これだけ見ていると、マウスを傾けて何がうれしいのか・・という感じもします。しかしちゃんと使い道はあります。例えばFPS(3Dシューティング)で木に隠れて、マウスを右に傾けると・・
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頭と銃だけ木の陰から出す、ということができます。左手でキーボードを操作してもできますが、より直感的(?)かもしれません。
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レースゲームでは、ハンドルの回転をマウスの傾きで操作することができます。傾きの程度が認識されるので、微妙に右にハンドルを切る、といったことができます。
OSから見るとアナログコントローラーとして認識されるため、既存のゲームでそのまま使えます。OSはWindowsとMacに対応しています。
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傾きだけではありません。マウスの向きも認識します。マウスが右向きなのか、左向きなのか、これも操作の対象にすることができます。
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これで何をするのかというと、例えばFPSで前進しているとき・・・
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マウスを右に向けることで、前に進みながら右を見る、ということができます。右方向の様子をうかがいつつ、移動は前に進む、という動作です。
移動はし続けたいが、左右に敵が居ないか確認したい、というような用途です。
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The Zは机につけていなくても動作します。これを活かし、フライトシミュレーターで機体の操作をすることもできます。マウスの傾きで機体を左右に傾け、マウスの向きでラダー(機体の首振り)を行う、といった割り当てです。
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The Zの機能はこれだけではありません。The Zには指の腹で押すボタンもついています。
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指の腹の部分で、マウス手前側にあるボタンを押します。これとは別に普通の左ボタン、右ボタンは別にあります。ややこしいですね!
こんなものを何に使うのか?という気もしますが、例えば銃のリロードに割り当てるという使い方を想定しています。よくキーボードのRボタンに割り当てられている動作ですね。
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指の腹だけではありません。指の先端で押すボタンまでついています。
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下の写真では、人差し指の先端付近にある、灰色の小さいボタンです。これもややこしいですが、普通のボタンとは別です。
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MMORPGのように、比較的ボタン操作が多いゲームで役立ちます。元々MMORPG用には、親指の部分に山ほどボタンがついたマウスも販売されています。
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The Zは単にボタンが多いだけではありません。ボタンの押す深さも認識します。例えば2mm押したのか10mm押したのかで、動作を変えることができます。
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レースゲームでアクセルの踏み具合を、ボタンの押す深さで操作することができます。ボタンを浅く押せばアクセルも浅く、深く押せばアクセルも深くなります。
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FPSでも使い道はあります。
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マウスボタンを浅く押すと、ライフルのスコープをのぞき込みます。
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深く押すと射撃することができます。
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さらにマウス移動の分解能も、ボタン操作で変えることができます。しかもマウスの側面に現在の設定値が表示されます。
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ある意味、究極のゲーム用マウスだと思います。しかしこれを使いこなすというのもかなり大変そうですが・・。マウスの上下左右移動、傾き、マウスの方向、クリック、指の腹クリック、指先クリック、押す深さ。これを全て使いこなせたらすごいです。

まとめ

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