重いタンクを担がずに潜れるダイビング機材 | AirBuddy(エアーバディ)

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AirBuddyは、非常にコンパクト&軽量なダイビング機材です。タンクがないところが特徴です。
オーストラリアのシドニーで開発されました。

使い方

ダイビングは美しい水中生物と共に自由に泳ぎ回れる楽しいレクリエーションです。その一方、準備に時間がかかり、また非常に重い酸素タンクを担ぐ必要があります。タンクが破裂しないように非常に頑丈になっているので、その分重いです。
タンクを背負っている状態から立ち上がるのも、実は一苦労です。もっとも海の中に入ってしまえば浮力が働くので、重さを感じませんが。
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しかし、AirBuddyは、そのような常識を見事に覆しています。浮き輪を水上に浮かべ、水上から空気を圧縮してダイバーに送ります。このシステムであるがゆえに、非常に軽いです。
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赤い浮き輪部分には圧縮ポンプがついており、水上からチューブを経由してダイバーに空気を送ります。水深12m以内、45分間のダイビングを気軽に楽しめる設計になっています。
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赤い浮き輪部分のタンクには15ℓの酸素を貯蔵しています。万が一の事故などでAirBuddyからの空気供給が不調に陥ったときには、予備の空気タンクとして動作します。急いで水上に戻るのに十分な空気が供給されます。
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バッテリーにはリチウムイオン電池を採用しており、コンセントからの充電が可能です。フル充電には3時間30分かかり、フル充電した状態でのAirBuddy使用推奨時間は60分です。バッテリー残量が少なくなると音声信号が水中に届けられます。
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最大サイズは縦520mm x 横540mm。重さは9.5kgで、通常のスキューバダイビング機具の75%以下です。
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バッテリーを取り除いた状態であれば、飛行機内への持ち込みも可能です。リチウムは発火の危険性が警戒されているためですね。
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浮力ジャケット(BCD)は使わず、あらかじめウェイト(重り)を調整して中性浮力になるようにしてから潜るとのことです。緊急浮上するときは、スキューバダイビングと同じくウェイトを捨てることになるかと思います。
以前、同じように空気をポンプで送る装置がありましたが、あちらはプール用でした。
海に行って装着するだけで簡単にダイビングを楽しめるというのが便利なポイントです。ただ不安もありますね。空気チューブが何かに絡まったらどうするのか、とか・・。水深10mでも空気がなければ死の世界です。

まとめ

お値段は$1,499 + $159で、計$1,658(約180,310円)です。
2016/6/8まで支援受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/divingeasier/airbuddy-the-ultimate-tankless-dive-system

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