重さ780g、価格1万円、スマホの画面を使った光造形3Dプリンター OLO(オロ)

admin




OLO1.jpg

OLO(オロ)は、スマホの画面を使った光造形3Dプリンターです。重さ780gと非常に軽く、コンパクトです。

値段は$89(9,980円)と、本当に実現できたら画期的な価格です。

ただし、疑問点もいくつかあります。

追記: OLOの開発元が、寄せられたいろろいな疑問に答えました。

スマホを3Dプリンターに変えるグッズの開発元が、数々の疑念に回答した

使い方

こちらがOLO。重さ780gと、楽に持ち運びできる重さになっています。3Dプリンターとしては驚異的な軽さです。

OLO2.jpg

縦横の大きさはスマートフォンより少し大きいぐらいです。

OLO18.jpg

OLO開発者の主張はこうです。スマホは今や、多くの人が持つようになりました。

OLO4.jpg

そして今や、スマホで「物体」をメッセージとして送れる時代になったと。

アプリの画面には、New 3D Messageと表示されています。

OLO3.jpg

印刷するには、OLOの底の部分にスマホをはめ込みます。このときに専用アプリを起動しておきます。

このスマホを使うというところが、値段を下げる上での大きなポイントになっています。

OLO7.jpg

光造形3Dプリンターは、名前の通り光を当てて樹脂を固めます。このためプロジェクターなどの光源が必要になり、値段が高くなります。そこで光源としてスマホを流用することで、値段を下げています。

画像出典: Flickr

OLO19.jpg

スマホの上からケース部分をはめ込みます。

OLO8.jpg

そして原料となる樹脂(レジン)を流し込みます。

OLO9.jpg

最後に上蓋を取り付けます。

OLO10.jpg

あとはできあがるのを待ちます。

OLO11.jpg

内部では、スマホの画面から出る光が液体樹脂を固め、徐々に物体が作成されていきます。

OLO12.jpg

できあがった物体をヘラで取り外し、あとは水洗いすれば完成です。

OLO13.jpg

例えばオリジナルのスタンプを作って・・・

OLO14.jpg

書類に押したり。

OLO15.jpg

メッセージとして、ハートマークの物体を送るというようなことができます。

OLO17.jpg

印刷には、専用の原料を使います。

OLO20.jpg

疑問点

ここまではいいのですが・・しかしながら、疑問点がいくつかあります。

・原料は・・?

光で樹脂を固める3Dプリンター(SLA)は、通常紫外線を当てて固めます。一方でスマホの画面から出ているのは紫外線ではなく、可視光線(目で見える光)です。つまり普通の原料にスマホの光を当てても固まらないです。

可視光で固まる専用の原料を使うのだと思いますが、この部分に関してほとんど説明がないです。企業秘密かもしれませんが、あまりにも説明がないと不審に思えてしまいます。

・明るさ

スマホの画面からでる光は、プロジェクターのように明るくありません。これで十分に固まるのかどうか、気になります。

また画面から出る光が拡散してしまうと、できあがった物体もボコボコになります。大きさから見て、レンズで集光はしてないと思います。ここも気になります。

・ボトル

また原料ボトルは半透明ですが、不透明にしないと部屋の照明で固まってしまうのでは?とも思いました。素朴な疑問ですが・・。

多数の質問がコメントとしてKickstarterのページで寄せられており、これに対して開発元は「答えるからちょっと待ってください」と言っています。

https://www.kickstarter.com/projects/olo3d/olo-the-first-ever-smartphone-3d-printer/posts/1525288

どういう返答が出てくるのか待たないとわかりませんが、気なります。

まとめ

お値段は$89+送料$29で、$118(約13,200円)です。
原料はホワイト80のものが100g付属します。

2016/4/21まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/olo3d/olo-the-first-ever-smartphone-3d-printer

【参考】Kickstarterで支援時、必ず知っておくべきこと


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Show Buttons
Hide Buttons