WRENCHit(レンチット)は、トコロテンのように先が入れ替わるレンチです。いろいろな大きさのナット、ボルトに使えます。
開発元は台湾です。
Tool Pen
Tool Pen(ツールペン)をご存じでしょうか? 今回のWRENCHitの開発元が前に作った、先端がトコロテンのように入れ替わるドライバーのです。
・トコロテンのように先端を入れ替えられる万年筆型のドライバー Tool Pen mini
世の中にはさまざまな大きさのネジがあります。ドライバーの先端(ビット)もそれに合わせてかえる必要があります。
Tool Penは胴体部分にネジの先端を収納することで、非常にコンパクトになっています。持ち歩くのも簡単です。
WRENCHit
Tool Penはねじ回しでした。しかし器具によってはネジではなく、ボルトで固定されているものがあります。下の画像のようなものです。 画像出典: Flickr
ボルトを締めるにはレンチが必要です。しかしこのレンチも、ボルトの大きさと合ってないと使うことができません。 画像出典: Flickr
なら、Tool Penみたいに先を取り替えて使えるレンチがあったら・・・? それがWRENCHitです。
この定規みたいなものがWRENCHitです。
厚さも4mmとペラペラです。本体部分は30g、レンチの先ひとつが7gと軽量です。
このレンチの先端部分を・・
ぐっと押し込みます。
すると押し出されて、下からレンチのコマが出てきます。これを上に取り付けると、レンチの大きさを変えることができます。
これで入れ替え完了。
非常に薄型ですが、当然ながらちゃんとレンチとしてボルトを回すことができます。WRENCHitはステンレス製で、そこそこは頑丈です。
最も役に立つのは、自転車の調整でしょうね。自転車は人力なので、少しでも荷物を軽くしたい、コンパクトにしたいというのがサイクラーなら誰しも思うことできないでしょうか。
WRENCHitはこれ一本で複数のボルトに対応しており、軽量かつコンパクトです。自転車にうってつけです。
ズボンのポケットにもしまえるぐらいの大きさです。長さがあるので、本気でポケットに入れると邪魔だと思いますが・・。
役立つのは自転車だけではありません。例えば電気スタンドの首の部分がぐらぐらする・・・
ナットをレンチで締めて、ぐらつきを解消できます。
ついでに、栓抜きもおまけでついてきます。海外の人は栓抜きが大好きですね・・。
ドライバーよりも強い力がかかるためか、今回はアルミではなくステンレス製になっていますね。でも表面仕上げはなかなかきれいではないでしょうか。
フルセット版はレンチの先端10個ついてきます。シャーシ部分に収納できるのは、同時に5個までです。
こういう自転車向けグッズが出てくるのは、さすが自転車王国の台湾というところでしょうか。
まとめ
お値段は$38+送料$5で、$43(約4,800円)です。フルセット版の価格です。
2016/4/22まで注文受付中です。
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