予定の有無だけを確認できる、シンプルな「アナログ風」腕時計 | Calendar Watch(カレンダー・ウォッチ)

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Calendar Watch(カレンダー・ウォッチ)は、スマートウォッチです。ただし時刻の他に見られるのは、予定の有無だけです。その代わりシンプルでスタイリッシュなデザインになっています。
開発元はオーストリアです。

使い方

Calendar Watchは、iCalendar、Google Calendar、Outlook.comなどのカレンダーと同期させることができます。スマホでもPCでもいいですが、あらかじめオンラインカレンダーで予定を入力します。Calendar Watchからはあえて入力できないようになっています。
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時計の文字盤の背景色がスケジュールの有無を表しています。予定のある部分だけが黒く表示されます。
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1時間分の予定が、一区切り(短針で一時間分)に表示されます。あらかじめ設定しておけば、予定の時刻になったとき、バイブレーションとディスプレイの点滅で知らせてくれます。
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背景色が変わるのはいいが、予定の詳細はどうやって確認するのか?というとスマホを使います。じゃあ最初からスマホで見ればいいじゃないか、というのは全くその通りです。
しかしいちいちスマホを取り出さなくても、腕時計を見るだけで一日の予定の埋まり具合がわかります。そこがいいですよ、というのが開発者の主張です。つまり必要ではないが、あればいいかも、という主旨です。
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人と話しているときスマホをいちいち見ていたら失礼です。しかし腕時計をみるぐらいなら自然です。
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今までにも時計以外の機能がついた腕時計はありました。しかしCalendar Watchは非常にシンプルなデザインになっており、ゴテゴテしていません。竜頭などのボタンすら一切ありません。
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すべてのコントロールは、スマホにインストールしたアプリで行います。針のついたアナログ風の時計ですが、時刻合わせすらスマホから行います。このためCalendar Watch自体にはボタンが一切ありません。
スマホからバッテリー残量表示、モード変更、カレンダーの変更、設定、機内モードの設定、アラーム設定、パワー・セービング・モードへの移行ができます。
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スマホとの接続はBluetooth Low Energy(低消費電力版)、画面表示は電子インクです。電子インクはPebble Timeでも使われていますが、液晶に比べて消費電力が格段に小さいということがメリットです。
バッテリーは三週間持ちます。ここは大きなメリットですね。当然ですが使い捨て電池ではなく、充電式です。
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時刻合わせは、アプリによって自動的に行われます。タイムゾーンは自動的に設定されるので、付けたまま外国に行くと自動で現地時刻表示になります。スマホでは勝手に行われることですが、針のあるアナログ風の時計でできるという点が新しいです。
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スケジュール表示には2つのモードがあります。フレキシブル・モードとフィックスト・モードです。フレキシブル・モードでは、短針に合わせて、15分ごとに背景色のスケジュール表示が更新されます。12時間先まで対応しています。
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フィックスト(fixed)・モードでは、アプリで任意に設定した時間から12時間ごとにスケジュールを更新します。チラチラ変わらないというところがメリットです。
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スケジュールを確認したい場合、ガラスの部分を2回タップすると、5秒間、12時間から24時間以内のスケジュールを表示します。
3回タップすると、即座にスマホとスケジュールを同期させることができます。通常は、15分ごとに自動的にスケジュールを合わせます。
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ラグとベルトは交換することができます。
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前述の通り必須でもなんでもないのですが、普通のアナログ腕時計に見える、というところがいいんじゃないでしょうか。デザインもシンプルでよいと思います。

まとめ

お値段は€240+送料€28で、€268(約33,300円)です。
2016/3/26まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/1540240985/calendar-watch

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