部屋の好きな位置だけ照らす。スマホから向きを動的に変えられる照明 FLUXO(フラクソ)

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FLUXO(フラクソ)は、スマホから照らす向きを変えられる照明です。部屋の好きな位置だけ照らすことができます。
開発元はオーストリアです。

使い方

FLUXO(フラクソ)は天井につり下げて使うLED照明です。ここだけ見るとよくあるLEDライトなのですが・・・
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実は照明の向きを変えることができます。下の写真では右下方向を照らしています。
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さらに色を変えることもできます。
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向きと色を変えることで、どんな使い方ができるでしょうか? まず壁に絵を掛けてみました。
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しかし何かが違う・・。暗くてよく見えません。部屋全体を明るくすればいいのですが、できれば美術館みたいに、絵だけ明るくできるとよさそうです。
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そこでFluxoの登場です。スマホアプリから操作することで、照明の色と向きを変えることができます。
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操作は非常に直感的です。スマホ画面をタッチして塗ると、その部分が実際の部屋でも明るくなります。
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うまく絵の部分だけ照らすことができました。美術館の展示みたいです。
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なかなかいいじゃないか・・と満足した様子です。
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照明の設定は複数記録して、切り替えることができます。例えばReadingモードにすると・・・
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読書に集中できるよう、青白っぽい色に変えてくれます。LED電気スタンドにも同じ機能はありますね。しかしFLUXOは手元だけでなく、部屋全体の色を変えることができます。
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さらに部屋から人がいなくなったら、一定時間で自動でオフにする機能もついています。
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勝手に電気が消えてくれました。自分で消してもたいした手間ではないのですが、あればおもしろい、という感じでしょうか。
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さらに部屋に入ると、自動でオンになります。なんだか、かっこいいです。
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自分で色、向きの設定を作るのも簡単です。
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テレビ観賞用の設定を作って、暗すぎず、明るすぎない照明にできました。
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デモでは暗めの場面ばかりでしたが、普通に明るくすることもできます。
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同じようなことは、LED電球でもできるものがあります(スマート電球)。PhilipsのHUEや、KickstarterでもLuminiというものがありました。
スマホから色を変えられるLED電球Luminiが届いた
FLUXOの開発元は、LED電球に比べると以下のようなメリットがあると言っています。
・電球一つあたりは、あまり明るくない
・LED電球用に、別途照明器具が必要
・高度な機能を使うにはハブが必要 (PhilipsのHUEなどですね)
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一方でFLUXOは天井照明そのものなので、これ一つでOKだよ、と開発元は言っています。もちろん明かりの向きを変える機能もFLUXOならではです。
これは一理あると思います。ただその分、取り付けの手間があったり、価格が高いわけですが。
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まとめ

お値段は€369(約48,600円)です。日本へは現状発送していません。
https://www.kickstarter.com/projects/2128753402/fluxo-the-worlds-first-truly-smart-lamp

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