いわば水槽版のルンバ。器用に壁にとりついて自動でお掃除するロボット | OCEAN SWIPE 360

OCEAN SWIPE 360は、水槽の壁を自動で掃除するロボットです。
水槽の内側の壁は、藻がつくので汚れやすいです。かといって、光がちょっとでも当たっている限り、藻の発生を完全に防ぐことはできません。
そこで壁の掃除が必要になるのですが、これを自動でしてしまおう、というアイデアです。

使い方

OCEAN SWIPEは水槽の壁に取り付けて使います。

するとブラシがズリズリっと上下に動いて、水槽の壁を掃除してくれます。

上下の掃除が終わると、今度は左に動いて違う列を掃除してくれます。

さらに水槽の壁に障害物があると、その部分をよけて掃除してくれます。

器用に回り込んでブラシを動かしてくれます。工場のロボットアームみたいです。

水槽の正面はいいとして、側面や背後の壁はどうなるのでしょうか? ここもうまく工夫されています。
壁の端に来ると・・

角の部分に乗り上げました。

うまいこと隣の壁に移ってくれました。曲芸みたいです。水槽の上下縁にレールが取り付けてあって、それを伝って移動してくれるようになっています。レールは黒色なので目立たないです。

本体はカラータッチパネル装備。なかなか豪勢です。コストを下げるためにスマホで操作でもよかったと思いますが・・。

横から見るとこうなっています。おそらく磁石で、水槽の内側のブラシを外から引っ張っているようです。

ブラシとロボット本体は直接くっついていません。間に紙を通せます。

直接ブラシを動かしているわけではないためか、ブラシが横に動くときはズリズリ動きます。

先ほどと比べるとブラシと本体の間の距離が開いていることがわかります。ブラシ側は一歩動いて一秒待つ、みたいな動きです。

自動化しよう、という人はいろいろいるものですね。太陽光発電で動いてプールを掃除するロボットなんかもありました。