なぜか3500万円集めた、磁石でカチカチくっつける分子の模型 | Snatoms(スナトムズ)

Snatoms1 admin




Snatoms1

Snatomsは、自分で自由にくっつけて遊べる分子の模型です。

ものすごーーくマニアックなグッズだと思うのですが、なぜだか約3500万円も集まっています。

どうも単純に、大人がくっつけて遊んでおもしろい、ってことみたいです。あとは子供に遊ばせたいとか。子供に難しい意味はわからないでしょうけど、遊べることは遊べそうです。

使い方

開発者のDerek Mullerさんは、アメリカの公共放送PBSと、オーストラリアのテレビ局ABCの番組で、科学に関して解説しています。

PBSはすごくおおざっぱなたとえですが、受信料のないNHKみたいな感じです。オーストラリアのABCもやはり有名なテレビ局です。

Snatoms2

そんなDerekさんが今回作ったのが、この分子模型です。これだけ見ていると、だからなんだ、と思ってしまいますが・・。ちゃんと作っただけの理由はあります。

Snatoms3

科学の解説をしていてDerekさんが困ったことは、原子や分子です。原子は目に見えないので、下の写真の電気のように実演することができません。

目に見えないが確かに存在する。これが非常にわかりづらい。そこで分子模型を使うのですが・・。

Snatoms12

分子の模型自体は昔からあります。日本でも高校や大学用に販売されています。しかしDerekさんには不満がありました。

従来のもの(左)をみると、原子が棒でつながっています。しかし実際の分子はそうではなく、リアルさにかけるのでDerekさんは不満でした。ここを改善して、右側の画像のように原子同士が直接くっつくようにしました。

Snatoms4

また原子と原子は、本来はお互いがめり込むようにして結合しています。これを再現するために、原子にも平らな部分を作ってあります。赤線で囲った原子が球ではないことが画像からわかります。

Snatoms6

二つの水素原子を近づけると磁石でくっつきます。H2のできあがりです。ちゃんと原子同士がめり込んだように見えます。

Snatoms7

さらに酸素原子(赤)に先ほどの水素を取り付けると・・

Snatoms8

H2O、水分子のできあがりです。くの字になっていますが、これも実際の結合角度を考慮したものになっています。横一直線にはなりません。

Snatoms9

黒い炭素原子に水素を四つつければ、メタン分子のできあがりです。常温ではメタンガスになります。

Snatoms10

酸素と水素をくっつけるとメタノールになります。磁石でカチッとくっつくので、サクサク作れます。

Snatoms11

グルコース(ブドウ糖)なんかもつくれます。砂糖やデンプンが分解されたときにできる分子で、人体のエネルギー源の一つです。分解すると大きなエネルギーが発生します。それゆえダイエットの敵でもあります(笑)

Snatoms13

Derekさんがいつもフラストレーションを抱えていたのが、棒の部分(結合)がエネルギーを持っていると誤解されがちなことでした。結合が分解されるとエネルギーが解放されて温度が上がる、というような誤解です。

実際はそうではなく、むしろ結合を外すのにエネルギーが必要です。Snatomsでは磁石でくっついており、原子を引きはがすのに力が要ります。結合を解除するのにエネルギーが必要なことが、手で触ってわかるよ、と述べています。

Snatoms14

磁石でカチッとくっつくところが受けたのかもしれませんね。レゴブロックみたいな感じで・・。

まとめ

お値段は$42+送料$8で、$50(約6,100円)です。
炭素6、酸素6、水素12個のセットです。ブドウ糖が作れます。

2015/12/24まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/veritasium/snatoms-the-magnetic-molecular-modeling-kit

【参考】Kickstarterで支援時、必ず知っておくべきこと


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

Show Buttons
Hide Buttons