Raspberry Pi用のUPS、電池で動かせる MoPi(モーパイ)

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MoPiはRaspberry Pi(ラズベリーパイ)を電池で動かすためのキットです。それだけでなく、電源を切らずに電池を入れ替えることもできます。
Raspberry Piは、安価で小型のPCです。動作させるためには、電池ではなく、5Vの電源が必要になります。このMoPiを使うとRaspberry Piを電池で動かすことができます。これ以外にもいくつか便利な機能があります。

機能

複数の電源に対応

電池、車の電源ソケット(シガーソケット)、太陽光パネルなど、複数の電源に対応しています。

ホットスワップ対応

Raspberry Piを止めることなく、電池を入れ替えることができます。

電池切れの時にRaspberry Piをシャットダウン

いきなり電源が落ちるのではなく、終了操作を行うことができます。これは意外と重要なことです。
Raspberry PiはLinuxで動きます。ファイルを開いている間にいきなり電源を落とすと、ファイルが壊れてしまうことがあります(もちろん他のOSでも言えることです)。コンセントから電気を引っ張っている場合はあまり心配しなくてもいいですが、電池の場合は適切にシャットダウンできるというのは便利です。

UPS機能

電池とAC電源(コンセント)の両方を使っている場合、無停電装置の機能を持たせることができます。停電が起きても、その間は電池で動かすことができます。

どう使う?

MoPiの一番のポイントは、Raspberry Piを止めないでも電池を入れ替えられることでしょう。温度などをモニタリングするために24時間常に動かしている場合、非常に便利だと思います。
また、UPS機能も便利です。昼間、日光が当たっている間は太陽光発電パネルで動かし、夜の間は電池に切り替えるということができます。太陽光だけでは夜は動かせないです。昼間の間にリチウム電池などを自動で充電するようなシステムにすれば解決できますが、手間がかかります。MoPiだと定期的に電池を入れ替えればいいので簡単です。
実験では、8本の単三電池(2400mAhのもの)で9時間31分動作したとのことです。ただしWifiのような電力を使うものだともっと短くなると思います。一方でアクセロメーターは電力を食わないとのこと。

目標額

目標額7475イギリスポンドに対して、既に8850ポンド集まっています。
コンセントから電源を引けない用途には最適ではないでしょうか?
興味のある方はKickstarterのサイトへどうぞ!
https://www.kickstarter.com/projects/hamishcunningham/mopi-mobile-and-24-7-power-for-the-raspberry-pi

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