大きな車輪で段差もスムーズに動けるスーツケース、7600万円集める G-RO

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G-ROは、大きな車輪のついたスーツケースです。車輪が大きいため引っかかりにくく、転がしやすいことが特徴です。
重要点は車輪が大きいという一点です。しかしこれが受けて、1813人から7600万円集まっています。

使い方

開発元のKen Hertzさんは頻繁に旅行しています。去年は200日も旅行していたとのことです。
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しかし従来のスーツケースは、空港の床のように平らな場所はいいが、そうでない場所では運びづらい。そしてもちろん世界は平らじゃないよ、と開発元は続けます。
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そういう経験から生まれたのがこのG-ROです。
最大の特徴は、車輪が大きいことです。通常のスーツケースでは5cmぐらいの小さい車輪がついていますが、G-ROではケースの1/3ぐらいに相当する高さの車輪がついています。非常に大きいです。
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これにより、路面の段差も乗り越えやすくなります。石畳、雪、アイスバーン、砂地など悪路に強いところが特徴です。
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例えば板張りのところにも段差があります。こういう場所でも役立ちます。
人間の足では段差に感じませんが、車輪ではこのぐらいでもガタつきます。しかし車輪が大きいとスムーズに動きます。
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歩道の境目など、段差はいたる所にあります。
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石畳でもばっちり。
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さらに車輪の中心が、ケースの中心(重心)と近いため、非常に軽く感じるとのことです。最初はそんなことあるのか?と思いましたが、こういうことかもしれません。
シーソーに石を置くとします。石がシーソーの中心にあれば、シーソーを動かすのは簡単です。逆にシーソーの一番端に石が置いてあると、シーソーを動かすのは大変です。
車輪の中心がバッグの中心近いというのは、シーソーの真ん中に石を置いた状態ではないでしょうか。
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車輪は大きいのですが、その分容量が狭くなっているかというと、そうでもないです。車輪がそもそも平べったいので、多少大きくしてもたいして場所を食わないためです。容量は40Lと、スーツケースとしては小さい方です。
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小さめのサイズにしているのは、飛行機に手荷物として持ち込むためです。預けてしまうとベルトコンベアで出てくるのを待たないといけないので、手間がかかります。
空港によりますが、これだけで30分ぐらい待たされることもざらです。開発元のHertzさんは頻繁に旅行するので、その手間が嫌だったとのことです。
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大きさは幅36cm x 高さ56cm x 奥行き23cmです。重さは3.6kgです。これはデルタ航空の例ですが、機内持ち込みサイズに収まっています。車輪が大きいですが、重さは普通のものと変わらないところはいいですね。
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ケースを開けずにノートパソコンを取り出せるポケットも用意されています。
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まとめ

お値段は$279+送料$330で、$609(約72,700円)です。送料の方が高くなっちゃってますね・・。
追記(2015/10/23): 日本への送料が$50に改訂されていました。コメントで教えてくれた方、ありがとうございます。
2015/12/14まで注文受付中です。
https://www.kickstarter.com/projects/netta/g-ro-revolutionary-carry-on-luggage

コメント

  1. えす より:

    シーソーの例えが秀逸ですね!とてもイメージしやすかったです。
    それはそうと、送料は見直されてJapanだと+50$に変更されてますよ。
    これなら検討する価値ありかな。

    • 管理人 より:

      ありがとうございます! 送料、改訂されてますね。前の送料だとこりゃない・・という感じでしたが、これなら有りですね。