カバー付け替えで筆タブレットから鍵盤まで早変わりする感圧パッド | Sensel Morph(センセルモーフ)

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Sensel Morph(センセルモーフ)は、圧力に応じて入力が変わるタッチパッドです。
タブレットと違って、
・筆など、電気を通さないものでも反応する
押す強さに応じて反応が変わる
ところが特徴です。

使い方

Sensel Morph(センセルモーフ)は一見すると単なるタブレットに見えます。
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しかしタブレットと違って、普通の筆で描くことができます。筆でなくても、さわれる物であればなんでも構いません。
入力する道具を指やペンに限らず、いろんな物を使えるようにして新たな可能性を広げよう、というのがコンセプトの一つ目です。
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もう一つは圧力を感知することです。赤線で囲った部分が筆で触れている部分ですが、位置によって色合いが異なっています。押す強さも検知することで、新たな境地を開けるのではないか?というのがコンセプトの二つ目です。
お絵かきペンタブレットでは普通の機能ですが、一点だけでなく面で捉えているところが違います。
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これを可能にしているのが、内部に埋め込まれた無数のセンサーです。1.25mm間隔で圧力センサーがついており、一点ごとに圧力をとらえます。
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用途

新しい技術はいいのですが、問題は用途です。使い道がなくては意味がありません。開発者が提案しているのは、カバーを付け替えていろんな用途に使うことです。
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例えばキーボードのカバーをつけると、キーボードとして使えます。ゴムなので柔らかいですが・・。
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音楽用のカバーをつけると、DJグッズに早変わりします。カバーを自作すれば、自分に合ったオリジナルの配置を作ることができます。圧力を感知する方式なので、単なる紙に印刷しただけでも使えます。(その場合、耐久性はないですが)
キーやスライダーそのものを自作することに比べると、格段に手軽です。
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鍵盤カバーで今度は音楽用キーボードになります。パッド部分を押しさえすればいいので、カバー導電性でなくても何でも使えます。
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先ほども出てきた筆。筆はペンと違って幅がありますが、その部分の動きも捉えられます。
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さらにロボットアームをコントロールするようなこともできます。アームを操作してチェスの駒を掴み、降ろそうとしているところです。
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カバーに関しては鍵盤やドラムパッドなどを開発元が作りますが、カバーのコンテストも開催されます。優勝作品のカバーは開発元が製造し、それも発送時に選べるようになる予定です。
接続はUSBです。
おもしろさや可能性が評価されたのか、1482人から約4900万円集まっています。

まとめ

お値段は$249+送料$35で、$284(約34,100円)です。カバーは好きなものを3枚選べます。
2015/10/10まで注文受付中です。

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