【初めて見る方へ】Kickstarterとは? 仕組み、特徴を解説

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Kickstarter(キックスターター)とは、次のようなウェブサイトです。
・「こんな商品を作りたい」という人が試作品を作って公開する
・その企画を支援したい、と思った人がお金を出す
・商品化が実現する
このように、誰かが立てた企画をみんなでお金を出して支援し、実現させる、ということを目的としています。
何か新しいアイデアを思いついても、それを実現するために自力で資金を集めるのは大変です。そこで不特定多数の人から支援金を募ることで、アイデアを形にする。これが基本的な仕組みです。
どんなプロジェクトがあるのかは、以下のページで見ることができます。
ノートパソコンを使っていると肩や首がこる…その解決法とは? EASEL(イーゼル)
SpreadThat使ってみた、本当にバターがサクサク塗れてすごい!
Kickstarterでこれがすごかった 【総合編】

クラウドファンディング

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先ほど述べたような「不特定多数の人がお金を出す」という仕組みは、クラウドファンディングと呼ばれています。クラウドファンディングを行っているウェブサイトは世界中にたくさんあります。日本にもあります。
Kickstarter(キックスターター)はそういったクラウドファンディングの中の一つです。アメリカを本拠地としています。Kickstarterには多くのお金が集まっており、今現在、最も注目されているクラウドファンディングサイトと言えます。
Kickstarterではプロジェクトごとに期限と目標金額があり、期限内にその額までお金が集まれば資金集めは成功になります。お金が実際にユーザーから徴収され、プロジェクトの責任者に渡されます。
目標額に達しなかった場合は資金集め失敗となり、お金は徴収されません。失敗した場合、企画者は再度挑戦することもできます。

報酬システム

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Kickstarter(キックスターター)ではお金を出して支援すると、何らかのものがもらえるという仕組みになっています。もらえるものはrewards(報酬)と呼ばれています。プロジェクトごとに違いますが、例えば次のようなものがあります。
・自分の名前がサポーターとして載る
・特製Tシャツがもらえる
・完成版の製品がもらえる
いくら出したら何がもらえるか、はプロジェクトごとに違います。物作り系のカテゴリーでは、完成版の製品がもらえる報酬が人気です。目標額のうちほとんどは、これで集まっています。予約注文に近い形態ですが、後述の通り大きな違いがあります。
報酬にはいろいろな形態がありますが、ルールもあります。例えば酒類を報酬に入れることはKickstarterのルールで禁止されています。もしこれを許してしまうと実質的に酒の無許可ネット販売になってしまいますが、日本も含めて無許可販売は禁止されている国があります。
またKickstarterやIndiegogoでは、出資はできません。よく誤解があるのですが、両者は出資、つまり株主として資本参加する場ではありません。出資できるクラウドファンディングサイトも別にあります。

ネットショップと何が違うのか

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お金の対価として商品がもらえる、という点ではネットショップと似ている部分もあります。しかしネットショップに比べると様々なリスクがあります。
一番大きなリスクは、お金が持ち逃げされるとことです。過去にそういう事例があり、アメリカ政府機関から実名入りで摘発された人もいます。例えばこの例です。
Kickstarterの詐欺プロジェクトに、計660万円の制裁金支払いが命じられた
他にも思っていた内容と違ったなど、様々なリスクがあります。お金を出す場合は、ある程度覚悟が必要です。どういうリスクがあるか、詳しい注意点はこちらをご覧ください。
Kickstarterの注文で必ず知っておくべき注意点

どんなプロジェクトが掲載されているのか

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Kickstarterに掲載されているプロジェクトは、食べ物からロケットまで多岐にわたります。例えば以下のようなものがあります。
・スマートフォングッズ
・カメラグッズ
・旅行グッズなど生活グッズ
・自作料理
・服、アクセサリーなどファッション関連
・映画の製作、演劇、音楽といった芸術方面
・本の出版
必ずしも物に限定されているわけではなく、上記のように演劇やダンス公演などもあります。
ここに上げたのはほんの一部です。中には月に無人探査機を送る、という壮大すぎる計画すらあります。ジャンルは様々ですが、クリエイティブなプロジェクトを実現する、というのがKickstarterの一貫した方針です。
Kickstarter自体はこのように幅広い内容を扱っています。当サイトで紹介しているのは、その中でも技術系、キッチン用品などの小物類、ゲームです。

過去にあったおもしろいプロジェクト

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Kickstarterにはおもしろいプロジェクトが数多くあります。例えば冷蔵庫から出したカチカチのバターを、いとも簡単に塗ることができるナイフです。
SpreadThat使ってみた、本当にバターがサクサク塗れてすごい!
他にもおもしろいものがあります。まとめたものが次のページです。
Kickstarterでこれがすごかった 【総合編】
Kickstarterでこれがすごかった 【無謀編】
Kickstarterではさまざまなアイデアが日々生まれており、その発想の豊かさには見ていていつも驚かされます。お金を出さなくても、見ているだけで楽しめます。

まとめ

・クリエイティブな物事にみんなでお金を出し、実現するためのシステム
・お金を出すと、何らかの報酬がもらえる
・リスクがあるので、お金を出す場合は覚悟が必要
・新しいものがたくさんあって、見ているだけでおもしろい
当サイトKickstarter fan!毎日更新しています。ぜひ定期的にご覧ください。Kickstarterに載っているさまざまな発想は、見ていて飽きないと思います。
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コメント

  1. osamu kano より:

    参考になりました。